左の図のように見る位置で度数の作用が違います。
上部では、遠方に焦点が合っています。
中間部では、中間用に焦点が合っています。
下の部分では、本などを見る部分になります。
近くの範囲は、見る範囲が小さく若い時のようには見えません。慣れるとスムーズに見えると思います。
左の写真は、
中近レンズの歪みです。
上の上でやっと遠くが見えるような感じになります。
正面が中間部になります。
下が近用部になります。
ある程度の老眼になると遠近(累進)レンズでもパソコンなどが見にくくなります。そんな時に中近両用レンズや老眼専用を使用する方が多いです。
どのタイプを使用したら良いかは、ご相談してください。
網膜上に焦点を合わせているようでも波長によって焦点距離に差がでます。
短波長光レンズを装用した場合、その焦点距離の差が小さくなるのでシャープに見ることが出来ます。
一般的に短波長光は散乱されやすくチラツキの原因となると言われています。
この短波長光がカットせれるとチラツキ感が減少します。
短波長光側を500nmまでカットするようなレンズには青色光の透過が抑制され、明暗の差がはっきりとした見え方になります。